対象データ
2017年08月01日から2018月07月31日の1年間。
約55000レース
風速の出現分布の確認と当てはめ
横軸は風速、縦軸は観測度数。
風速に関してはデータは0m,1m,...と整数だった。
0~1mは0m、1~2mは1mと切り捨てられていると仮定して、
全データ+0.5mして分析した。
風速の出現分布はワイブル分布に従うと言われている。
(レイリー分布という話もあるが、レイリー分布はshape=2のワイブル分布)
なのでワイブル分布を当てはめた結果が赤線。
推定されたパラメータはshape=1.869、scale=3.766だった。
たしかにレイリー分布に近い。
当てはめはいい感じだが、もう一歩感がある。(特に0.5m)
1号艇一着率への影響
横軸は風速、縦軸は1号艇の一着率。
8m以上は7mとして算出した。
風速1mが一着率ピークで、風速が強くなればそこからきれいに右肩下がり。
考察
基本的には、風速が強いほど1号艇は不利になると言えそう。
風速0mの1号艇一着率がそこまで良くない理由はわからない。
参考サイトも同様の結果となっている。
ワイブル分布を当てはめた結果、0mの当てはまりが他と比較して良くなかったことと、
0mの一着率がなぜか良くないことから、データ上風速0mは欠損値や異常値かもしれない。
(その場合、0~1mは1m、1~2mは2mと切り上げて異常値は0mと表記?)
この辺に関して知見がある方、コメントやユーザーフォーラムで教えていただけると嬉しいです。
今後は風向の影響についても検証してみたい。
最後に
みずはのめではユーザーフォーラムにて解析依頼を受け付けております。
それでは、今後ともみずはのめをよろしくお願いいたします。